うちの息子は受験生

2017年春、高校生活をスタートさせた息子の高校受験、高校生活、大学受験までの記録です。

高校入試と内申点

高校を受験するにあたり、「内申点」が大切だということはご存知の方が多いと思います。内申書と内申点のちがいや、高校入試にどのように影響するのかを簡単にまとめてみます。

目次

 

調査書(内申書)と内申点

調査書とは、中学校の先生が、生徒の学校生活や学習の様子などについて記載し、高校に提出する書類のことで、通称「内申書」と呼ばれているものです。この調査書の内容を点数で表したものが「内申点」と呼ばれています。内申点の算出方法は、各都道府県により異なるそうです。私の住んでいる地域では、内申点は通知表がオール5だと、全部で9教科なので、45点で満点になります。このような算出方法の内申点を、素内申と呼ぶそうです。それに対し、換算内申と呼ばれる算出の方法もあるそうで、各都道府県によって違います。

 

内申書と学力検査の比率

公立高校の入学試験は、学力検査(入試当日に受ける試験)の点数と、内申書で合否判定をします。各都道府県や受験する高校によってどちらを重視するのかが異なりますので、早めに調べて準備をしてください。いずれにしても、内申書(調査書)や内申点は良いに越したことはありません。学力検査の点数が、合否のボーダーライン付近であった場合、間違いなく内申が良い人が合格します。

 

何年生の内申が対象か

何年生の内申書が高校に提出されるのかは各都道府県によって違いがあるようです。私の地域の場合、中学3年生の内申書が高校に通知されます。他県では中学3年間の内申書が対象で、そのうち3年時のものが2倍の配点になる県もあるそうです。

また、東京では実技4教科の評定が2倍になるなど、各教育委員会によって様々な違いがあります。これらの違いなど、詳しい入試の要項が都道府県教育委員会のホームページでも確認できるので、事前に確認をしておいたほうが良いと思います。

 

我が息子の場合

我が家の息子の場合ですが、内申点が非常に悪かったです。中学3年生の時の内申点は45点満点中、37点でした。これは入試当日の試験結果がボーダーライン付近の点数では、間違いなく不合格になる内申点です。ですが結果的には、無事に志望高校に合格することができました。内申点が悪い分、当日の試験で必ず良い点をとる!と決意して準備してきた成果が出ました。先日、高校に入試のときの学力検査の点数を確認したところ、予想ボーダーラインよりも15点ほど余裕をもって得点できていました。めでたしめでたし。

しかしながら、こんなにハラハラするのはもう勘弁してほしいです。下の子の時には、息子がしでかした失敗を教訓にして、もっと心にゆとりを持って受験に臨みたいものです。何事も初めてのことって、分からないことだらけで大変ですね。。。