うちの息子は受験生

2017年春、高校生活をスタートさせた息子の高校受験、高校生活、大学受験までの記録です。

高校の勉強方法を身につけるための3つのポイント

息子は中学3年生の夏に部活を引退してから、まともな運動をしていなかったため、すっかり体力が落ちている様子です。

高校に入って、通学時間や部活動の練習時間も長くなり、体力的にも負担が大きくなっているようで、学校から帰ってくるといつも、「疲れたー」と何回も言ってます。

高校式の勉強法は、高校の授業についていくために必ず必要なものです。

 

3つのポイント

 

ポイント1:毎日の授業に集中する

授業は完全に理解しよう!

最近の大学入試では、知識があるかを問うのではなく、知識を使いこなせるかを問われるそうです。知識を詰め込んだだけで、本質的な理解ができていないようではダメだそうです。丸暗記の時代は終わり、物事を自分の言葉で説明できる能力が必要になります。そのためには深い理解が必要になります。

スピードも量も増す高校の授業内容を、試験前になって慌てて復習しようとしても、とても無理な話です。毎日コツコツ努力する以外に方法は無いのです。疑問点や理解不足は、その日のうちに解決させる習慣を身につけましょう!

予習と授業と復習と

高校の学習内容を、授業だけで完全に理解することは、うちの息子には到底できません!家でする予習・復習が絶対不可欠です。家で予習をして、授業中は授業を理解することに集中する。授業中に分かりにくかったことや、分からなかったことはチェックしておきましょう。もちろん分からなかったことは授業中や授業の後、質問して解決したほうが良いですね。そして家に帰ったら復習をし、完全理解を目指すようにします。

 

ポイント2:家庭学習の習慣化

家庭学習を習慣化する。言うは易く行うは難し、ですよね。毎日クタクタになって帰ってくるうちの息子です。今日は21時過ぎに帰宅しました。帰ったら勉強しないといけないのは、本人も分かっていると思いますが、体がなかなかついてこない・・・ 高校生活が始まって間もない今の時点では、それも仕方ないと思います。

慣れるまでは無理しない

習慣化を目指してますので、なるべく無理はさせません。学校生活に慣れてくれば、一日のスタミナ配分も自然とできるようになるはずです。今はそれができないから、無駄な体力を消耗しているようです。今はまだ準備段階みたいなもので、家庭学習を習慣化させるため下準備のつもりでいます。

では具体的に何をすれば良いのでしょうか。

寝る時間だけは決めておく

「毎日何時に寝る」とは決めずに、「何時までには寝る」と決めました。我が家では23時には寝るようにしてます。ただしこの時間は、高校一年生の今だけの暫定的なもので、年齢や体力、成績などを考慮して柔軟に変化していくと思います。

人によっては、夕食の時間と入浴の時間を決めると良いと言われます。確かに毎日きちんと規則正しい生活リズムで、決まった時間に勉強できることは理想的ですが、うちではそれは無理みたいなので、寝る時間だけは決めました。

帰宅後、食事と入浴を済ませ、予習・復習、宿題などが終わったら、寝るまでの時間は自由に過ごせるようにしています。自由なリラックスタイムは重要です。これにより息子はストレスを軽減できているようです。さらにこのリラックスタイム欲しさに、時間を大切にしているように感じます。メリハリのある生活で、とても良い状態になっています。

 

ポイント3:進路の目標を決める

ローマは一日にして成らず。勉強はコツコツと積み重ねることが一番大切です。しかし高1の息子にとっては、まだ長い道のりに感じていると思います。しっかりと目標を定めることで、ブレずにまっすぐ進めると思います。

とはいっても、普通は将来のことなんか、まだピンとこない年頃ですよね。ですがわが息子に関して言うと、中学3年生になる頃には将来就きたい職業と進路をとりあえず決めました。いろんな仕事の話をして、なりたい将来像を描かせました。そのために中学生・高校生のうちにやるべきこと、進路について決めました。当然変わることもあると思います。そしたらまた材料を提供して決めたいと思います。

目標が定まったら、あとはそれに向かって一直線に進みましょう!難しく考える必要はありません。毎日予習をして、授業をしっかり受け、復習をする。これだけで確実に目標に近づくことができるのです。あきらめずに続けることさえできれば、成功したも同然です。

時には目標の確認を

一応の目標は決めましたが、たまには目標の再確認をすることも必要です。高校生はまだまだ未熟です。知らないことだらけです。いろんなことをこれから吸収し、成長していくなかで、興味や関心、好奇心を将来につなげられるようにしてやりたいものです。新しい目標が出てきたときは、喜んで応援してあげたいです。

子どもの視野を広げられるように、日ごろからの対話を心がけたいと思います。