うちの息子は受験生

2017年春、高校生活をスタートさせた息子の高校受験、高校生活、大学受験までの記録です。

大学で何を学びたいのか?大学進学を志すにあたり、自分の将来を考える

  うちの息子は高校2年生になりました。部活動では1年生が入部し、3年生は引退しました。2年生が主力となって毎日頑張ってるようで、毎日ヘロヘロになって帰ってきます。

あと一年ちょっとで大学受験です…

  部活を頑張っている我が息子。心から応援しています。だけどもうちょっと勉強も頑張ってくれ、というのが本音です(^^;;

あと一年ちょっとしかないぞ!

 

  受験勉強はもちろん大切なのですが、それと同じくらい大切で、早くから取り組まなければならないのが「学部研究」です。

自分が行きたい学部や学科をある程度固めておかないと、志望校を絞り込んでいくのが難しくなります。

  現在の大学入試は学部学科によって、受験時に課される科目・出題範囲が大きく異なります。志望学系を決められないと、勉強すべき科目が決められないことになります。受験に対する目的意識をしっかりと定め、モチベーションを上げて勉強に取り組むためにも、早めに学部学科について調べて、勉強するべき科目をしっかりと集中して勉強できる状態をつくりましょう。

  AO入試や推薦入試を考えている人は、3年生の夏休みが明けるとAO入試が活発に行われていますし、秋には推薦入試も控えています。これらの受験を考える場合、やはり2年生のうちに志望学系を決めて、3年生なったらスムーズにそれらの入試に臨めるようにしておきたいものです。


  高校生に「将来のことをどう考えているのか」と問うても、なかなかうまく答えることができないと思います。息子には将来のことを考えて大学で何をしたいか考えなさい、と言っていますが、自分が高校生だった時のことを思い返しても、やはり「なんとなくこんな感じ」、くらいのことしか考えられなかったと思います。

 「志望する学部がなかなか決められない」という人は多いと思います。しかし、安易に受験して、大学に入学してから「こんなことは自分のやりたいことではなかった」「全く興味が湧かない」と、後悔するようでは何のために大学に進学するのかわかりません。自分の将来を考えて、その目標のために今、進路となる学部や学科を決めるということは、高校生にとってはとても難しいことだと思います。なるべく早いうちから、少しずつでも絞り込んでいけるとよいでしょう。


  大学の学部・学科には医療系学部や教員養成系学部のように、大学卒業後の職業と学問とが直結しているものもありますが、それ以外の学部では「大学での学び」と卒業後の進路とが必ずしも密接な関係にあるわけではありません。「自分の将来像」や「希望する職業」がはっきりしないということであれば、大学へ進学した後に自分の可能性を探るのもいいかもしれません。その意味では「何を学びたいのか」をキーにして学部選択をしていくとよいのではないでしょうか。
 自分の「興味・関心」「得意科目」などから、大学4年間で「探究したい学問」を絞り込んでいくとよいでしょう。

 

  今は夏休みなので、普段より時間に余裕があります。息子と話をする時間を設けて、一緒に将来のことを色々話そうと思います。